• 高所で足場仮設時、バランスを崩して墜落する

  高所作業時は、必ず安全帯を結着して作業する

 

• 足場板が結束していなかったので、天秤になって作業員が墜落する

  設置した足場板はその都度結束する

 

• 足場材の受け渡しの際、作業員同士のタイミングが合わず、落下させて人に当たる

  資材の受け渡しの際には、作業員同士声を掛け合う

 

• 資材の運搬の際につまずき転倒する

  移動時は足元に十分注意する

 

• 足場板を担いで移動しているときに、風にあおられて転倒する

  風にあおられる恐れのある場合は、２人で担いで足元に注意しながら運ぶ

足場作業は非常に危険な作業であり、正しい危険予知が重要です。以下は、足場作業時の危険予知の例です。

足場の耐荷重を確認する

足場には設計上の耐荷重がありますが、作業前に足場の耐荷重を確認し、必要に応じて増強することが必要です。足場が耐えられない重量を乗せると、足場が崩壊し、作業員が落下する危険性があります。

作業員の転落を防止する

足場の上での作業は高所作業であり、転落する危険があります。作業員は適切な安全帯やヘルメットなどの個人保護具を着用し、転落防止措置を講じることが必要です。また、足場の周りには手すりや柵などの安全装置を設置することで、転落を防止することができます。

火災や爆発の危険を防止する

足場の周りには電気配線やガス管などの危険物が存在する場合があります。作業前にこれらの危険物を確認し、安全な位置に移動することが必要です。また、作業中に火花が飛ぶ作業を行う場合には、火災を引き起こす可能性があるため、防火対策を講じることが必要です。

足場の安定性を確保する

足場は安定していることが必要です。足場が揺れたり、傾いたりすると、作業員が落下する危険があります。足場を安定させるためには、地面にしっかりと固定することや、足場の支柱を増やすことが必要です。

 

天候の変化に注意する

天候の変化によって足場の安全性が影響を受けることがあります。風や雨が強くなった場合には、足場の安全性が低下するため、作業を中止する必要があります。また、足場が凍結した場合には、滑りやすくなるため、特に注意が必要です。